TUINSからのお知らせ

　2021年11月21日、南砺市役所大ホールにおいて、富⼭国際⼤学現代社会学部の「地域づくり実習報告会」が開催され、本学1年生が南砺市長や本学学長の前で実習の成果を報告しました。「地域づくり実習」は大学生が地域に出て社会を理解し、社会参加する体験を通してコミュニケーション⼒と学⽣同⼠のグループワーク⼒を養うことをめざした本学1年生向けの科目です。2021年度は昨年度に引き続き、南砺市のSDGs未来都市推進事業と連携させて頂いて、市内10カ所の事業所を訪問し、事業内容をお聞きする中から持続可能な地域づくりを考えてきました。本報告会では実習活動をとおして学⽣目線で発想し学⽣なりに練り上げてきた様々なアイデアを実習成果として発表させて頂きました。その結果、最優秀賞に輝いたのは地域の農家で組織するグループ「なんとのね」を訪問したグループによる「未来のための3つの持続」を発表したグループです。ここでは無農薬農法による堆肥製作から種植え、収穫、販売までを一連で体験できるプログラムを提案し、地域住民や教育機関などとの連携、および農業への関心向上の引き金となる提案をしました。そのほかにも、優秀賞（1件）、中間発表から大きく前進したブラシュアップ賞（1件）と、努力賞（4件）を選出して表彰しました。

学生たちは夏休み期間も利用した実習やグループワークを通して、着実に人間力と社会人力を身に付けて成長した姿を見せてくれました。 

（地域づくり実習担当：上坂・定村）