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2021.02.16 地域・社会

大学オリジナル日本酒「MUSUBI」第1号はウクライナ特命大使へ

 ようやく、1年目のTUINSオリジナルブランドの日本酒が商品化されました。
 2020年3月から「大学オリジナルブランドの日本酒づくりプロジェクト」が始まれました。現代社会学部の学生と教員が富山市八尾町桐谷地区で、田んぼを借り、堆肥撒きや代掻き等の田植えの準備に取り組みました。それはまさに四季と共にある酒造りを表す伝統的なことば「夏田冬蔵」に従った活動でした。
 今年のお酒の名前は、Musubi(結)です。
 無濾過の生原酒ですが、アルコール度数は12度ですので、まろやかな飲みやすさを持っています。まるで白ワインのようなピリとした酸味と上品な甘味が目立ちますがよく味わってみると、その奥に日本酒らしい苦味をほのかに感じます。普段日本酒を飲めない方でも楽しく飲める酒だと思います。
 2021年2月13日にパブリー・ボグダン准教授が富山国際大学の代表として、ウクライナ研究会(早稲田大学)にて在日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキーさんに「むすび」の最初の瓶を差し上げました。2018年から富山国際大学がメチニコフ記念オデッサ国立大学との協定を結び、親密な関係を持っています。両大学の学生(ウクライナ側5名、日本側2名)は交換留学に参加しました。両大学の協定を結ぶことに在日ウクライナ大使館が多大な貢献をし、調印式には、当時の在日ウクライナ特命全権大使のイーホル・ハルチェンコさんとヴィオレッタ・ウドヴィク二等書記官が出席しました。セルギー・コルスンスキーさんは2020年に在日ウクライナ特命全権大使に任命され、まだ富山に訪問したことがありませんが、将来に富山国際大学へ訪問して富山県民との国際交流に貢献したいと述べました。お酒の名前「むすび」はその友好な関係にも連想するようになることを期待しています。2月16日に、大使様から「飲みました。とても美味しくて、素晴らしい日本酒です。みんなに気に入りました。感謝します」という連絡がありました。
 この「結」を通して、日本の農文化・日本酒文化を広がり、日本酒ファンが増えることを目指していきたいのです。
 地域とつながるこうした活動を、おいしい日本酒という作品として形に残すーそれが、このプロジェクトの目標です。土とともに心を耕し、酒とともに自分の将来を「醸成」しながら、多くの人々と富山国際大学らしい「乾杯」をしたいのです。
 TUINSのオリジナルブランド日本酒「結」(Musubi)の一般販売先は富山市八尾町玉旭酒造です。どうぞ、よろしくお願いいたします!


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