Contemporary Society

現代社会学部

教員紹介

助重 雄久

SUKESHIGE Takehisa
役職 教授/入試センター長
所属専攻 観光専攻
専門分野 観光地理学/地域観光論
主な担当授業 観光地理/観光調査・分析法/農山漁村観光論/都市観光論/専門演習Ⅰ・Ⅱ等
所属学会 日本地理学会/人文地理学会/日本地理教育学会/経済地理学会/棚田学会(評議員)/沖縄地理学会/立正地理学会(評議員)/富山地学会(幹事)/日本黒部学会(常任委員)
地域での活動 富山県ボート協会理事
プロフィール 1962年生まれ。/早稲田大学教育学部卒業/立正大学大学院地理学専攻博士後期課程満期退学(文学修士)/立正大学助手/立正大学・中央大学・立教大学等の非常勤講師を経て、2000年より富山国際大学地域学部講師/同准教授を経て現職。

専門ゼミのテーマ・活動内容

こんな人材を育てたい! 観光による「地域づくり」を五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)で学び、その成果や経験を将来いろいろな分野で活かせる人を育てたいと思っています。外を歩くのが好きで、他のゼミ生と楽しく話しあえる学生は、ぜひ助重ゼミへ!
専門演習Ⅰの紹介
(3年ゼミ)
2021~2023年度は黒部市宇奈月町下立地区において、地域住民や市の教育委員会とともに立山黒部ジオパークのジオサイト等を活用した地域活性化を促進する事業に取り組んでいます。地域住民・市職員・学生・教員が一体となって、ワークショップやアンケート調査等を実施し、下立の地域資源を有効に活用する方法を探っています。
専門演習Ⅱの紹介
(4年ゼミ)
卒業論文も就職活動も「情報戦」です。正しい情報をいかに多く集めるかが勝負ですので、みんなで協力し、情報交換しあいながら進めています。卒業論文は、フィールドワークや地域の諸機関との連携により観光に関するオリジナルのデータを集め、それらをもとに分析や考察を行うことを重視しています。

3年ゼミ(立山博物館まんだら遊苑にて)

4年ゼミ(奄美大島にて)

研究活動

研究テーマ 離島や農山村の観光振興に関する研究、観光資源の維持・保全に関する研究
主な研究の内容

離島や農山村の多くは少子高齢化、過疎化が進行しています。しかし、新型コロナウイルス感染が世界的に拡大する中で、「密」ではない離島や農山村が脚光を浴び、自然の中で余暇を過ごす人が増えています。
私は日本各地の離島や農山村を歩き、現地を自分の目で見、自分の耳で人々の話を伺いながら、「密」でない地域環境を活かした観光のあり方や、観光資源の維持・保全に向けた方策を探っています。

主な著書・論文・学会発表・講演等

著書

助重雄久(2019):砺波平野-交通の発達と散村の変貌.平岡昭利編『読みたくなる「地図」国土編-日本の国土はどう変わったか』海青社,50-51.
以下、松井秀郎編(2020):『1964年と2020年をくらべて楽しむ地図帳』山川出版社に所収
 助重雄久:富山県-山の恵みと交通網の充実で変化する産業,102-103.
 助重雄久:石川県-異なる性格をもつ半島地域と山地・平野部,104-105.
 助重雄久:福井県-首都圏との交流促進に向かう北陸「西玄関口」,106-107.
助重雄久(2022):宮古島.平岡昭利編『読みたくなる「地図」地方都市編①-日本の都市はどう変わったか』海青社,130-131.
Akitoshi Hiraoka, Satoshi Suyama, Hisamitsu Miyauchi, Takehisa Sukeshige(Eds.)(2022):Insularity and Geographic Diversity of the Peripheral Japanese Islands, Springer Nature.

論文 助重雄久・大西愛理・中川祥平・中島茉莉愛・幅口桃衣・林力也・牧杏花(2019):伊勢神宮および周辺地域における観光の現況と課題.富山国際大学現代社会学部紀要11-2,31-46.
学会発表・講演等 助重 雄久:離島観光の振興とその限界―宮古島を事例として-.2018年日本地理学会春季学術大会離島地域研究グループ集会(2018年3月23日)

出講プログラム情報

出講可能日 (前期)月曜日または金曜日
(後期)月曜日または木曜日午後
地域社会出講プログラム
講義テーマ例
1)オーバーツーリズムに潜む危険性~住民生活との両立を目指して~
2)「密」でない環境を活かした過疎農山漁村の観光
3)観光客にわかりやすい観光案内サイン・地図の必要性
高校出講プログラム
講義テーマ例
1)地形図やデジタル地図で富山市街地の変化をみてみよう
2)コロナで変わった「旅」のかたち
3)異なる視点から地域観光を考える~自然を活かしたシンガポールの観光~
  1. 助重 雄久
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