17年06月01日(木)

地方議会の不正暴いた取材班に聞く  #6 [子ども育成学部]

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  2017(平成29)年5月25日(木)、「日本の動き」を受講する1年生55人は、北日本新聞・越中座を訪れ、第一線記者の取材談を聞きました。テーマは、北日本新聞が昨年から取り組んでいる地方議会キャンペーン。県内の議会のさまざまな不正や腐敗に、記者たちがどのように立ち向かったのかを知るとともに、議会の健全化のためには有権者が議会活動にもっと関心を持たなければならないことを学びました。

  新聞を主な教材とするこの授業では、毎年、同館の見学を組み入れています。記者から直接話を聞くコーナーは、ことしは社会部部長デスクの片桐秀夫さんにお願いしました。
  昨年から、富山市議会や県議会のニュースが全国で大きく取り上げられています。政務活動費を不正に受け取っていた議員の“ドミノ辞職”ばかり注目されますが、前段には富山市議会の議員報酬引き上げや会派幹部の議員による取材妨害がありました。
 

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  片桐さんは、議員報酬引き上げの密室審議や政務活動費の不正を暴くのに、情報公開制度が役立ったと指摘しました。また、ドミノ辞職の第1号となった県議の不正が、自作の領収書での虚偽記載だったとして、「政務活動費の領収書なんて、誰も見ないと思っていたのだろう。見られているという意識があれば、不正はできないはず」と述べました。有権者が見ている、ということがいかに大事かを教えられました。
  最後に、「市民レベル以上の民主主義はできない」(北川正恭・元三重県知事)という言葉を引用し、「もっと議会に関心を持ってほしい」、「選挙に行ってほしい」と訴えられました。

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  施設見学には十分な時間が取れませんでしたが、輪転機の仕組みや巻き取り紙の搬送などについて越中座のスタッフから詳しい説明を受け、最新の技術によるスピーディーな新聞制作に感心した様子でした。
  新聞制作の現場を見学するとともに、第一線記者から貴重な取材談を聞かせてもらいました。 
(文責・荒木良一講師)

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学生の感想
❑ 政務活動費と新聞社との関わりを通して、新聞が伝える力というものを感じた。
❑ 大体の内容しか知らなかった議員の不正を、記者の目線から聞くことができ、とても新鮮に感じた。私たちが選んだ代表を、私たちの目で監督することが大事だということを、もっと多くの市民が知らなければいけないと思う。
❑ ひとつの記事に対して、たくさんの取材や綿密な計画があるのだということを、あらためて感じた。『有権者にも責任がある』という言葉が、とても印象的だった。
❑ 新聞をつくる工程や、新聞の文字は油で書かれていることを初めて知った。昔は印刷用紙が途中でちぎれてしまい、時間にロスが出ていたが、今では技術が進歩し、滞りなく印刷できている。当たり前だと思っていたことが、実は難しいことなのだと学んだ。

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