15年05月22日(金)

「戦後70年」取材の思いを聞く--「日本の動き」(1年生)in北日本新聞・越中座  #8 [子ども育成学部]

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北日本新聞130余年のあゆみを知る

  2015(平成27)年5月14日、1年生を対象とする「日本の動き」の授業の1コマとして、北日本新聞・越中座を訪問し、新聞制作とその歴史を学ぶとともに、「戦後70年」報道について理解を深めました。
  69人の受講生は2班に分かれ、越中座専門委員の山田一夫さんらから、館内のいろんな設備や展示について説明してもらいました。印刷工場では、1時間に18万部も印刷する超高速オフセット輪転機を見学、北日本新聞の歩みを紹介するコーナーでは、鉛活字による組版から現代のコンピューター編集までの技術の変遷を、実物やパネル展示から学びました。

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片桐キャップ(左)から戦後70年企画の思いを聞く

  ことしの「日本の動き」の授業では、戦後70年という視点で現代の日本社会をとらえようと試みています。北日本新聞が元日から、戦後70年企画「あしたの空へ」の連載に取り組んでいることもあり、企画についてのレクチャーを社会部部長デスクで取材キャップの片桐秀夫さんにお願いしました。
  片桐さんは、戦後70年のことしが戦争体験者のリアルな話が聞ける最後のチャンスであるとし、新聞の戦争報道についての検証もこの企画の狙いの一つであると指摘しました。

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巨大な巻き取り紙(左)にビックリ

  1945(昭和20)年8月2日未明の富山大空襲で北日本新聞社は被災しましたが、直前に印刷工場を疎開させていたので、休刊することなく新聞発行を続けることができました。しかし、3日付の1面トップ記事は「大和魂は断じて焼けないぞ」というものであり、被災状況については「死傷は僅少」と、3000人もの富山市民が亡くなった事実とはかけ離れた内容でした。終戦後の23日付には、真実を伝えていなかった反省の弁が「論説」として掲載されています。
  片桐さんは新聞が政府や軍と一緒になって戦争をあおった翼賛体制の危険性を強調し、現代の政治状況にもふれながら「過去から、現在への教訓を見出すことが重要」と結びました。

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この日の新聞は46171号

  見学とレクチャーを合わせで1時間という短い時間でしたが、受講生それぞれに新聞の役割の大きさ、大切さを実感し、歴史と現代に思いを馳せたのではないかと思われます。
(この記事は、非常勤講師・荒木良一氏の寄稿を基に作成しました。)

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