2014(平成26)年5月28日(水)、平成25年度の3年次の社会福祉士実習科目「相談援助実習」(2〜3月・25日間)の報告会を開催しました。報告会のねらいは、実習を振り返り、実習での学びを共有すること(4年生)、「相談援助実習」の内容を理解し、事前学習の参考にすること(3年生)です。
実習施設は、児童相談所・福祉事務所・福祉施設・社会福祉協議会・地域包括支援センター・病院などです。
発表者の4年生からは、児童福祉・障害者福祉、高齢者福祉、地域福祉、医療福祉の各分野の施設・機関における福祉活動の実際について報告がありました。実習を通しての新たな気づきや、利用者との信頼関係の重要性、地域連携の実際など、実習での学びの成果が紹介されました。
3年生からは「地域でのネットワークをどのようにしてつくっていくのか?」「カンファレンスは、どのようにして企画・運営するのか?」、などの実践的な質問が出され、自身の実習を具体的にイメージできる機会となりました。
【4年生の声】
❑ケアプラン作成ではクライエントの明確なニーズ抽出や地域アセスメントの重要性を実感した。この実習で得た学びを今後の実践に生かしていきたい。
❑多様な社会資源の活用の実際について理解することができた。社会福祉士には「つなぐ」役割があることをあらためて実感した。
【3年生の声】
❏施設や機関では多様な連携のもとに実践が行われていることを学んだ。実習の具体的な内容を理解することができた。
❑実習では制度・サービスだけではなく、地域性等を事前に把握しておくことが重要だと思った。実習に向けてしっかり学びたい。