第3章 モノづくり指向の産業
第5節 21世紀産業の構想から形成へ
産業組織・産業構造の転換の中で、新たな産業群を構想し、積極的に形成していく必要がある。
第1項 新たな産業の方向(ポストマテリアリズム、知的創造、ボランタリー・エコノミー)
今後の産業活動については、地球的な環境制約、地球的な経済活動の一体化、資本主義市場体制の限界といった要因から極めて大きな転換が予想される。
しかし、富山の社会経済の実態から見る限り、新しい産業形成への基盤が非常に弱いことが懸念される。
第2項 新たな産業活動の核
経済的活動を行うあらゆる組織において、知識の活性化を促す経営が求められる。
第3項 新たな産業群の実現
新たな産業群の形成は、個々の企業家の努力が互いに重なり合っていく中で実現されよう。
いわば、知の産業コンプレックスを形成していくことが必要である。
産業活動のあり方が根本から転換しつつある。これまでの産業発展に成功してきた富山では、この転換への対応に大きく遅れていくことが懸念される。
これに対応するためには、あらゆる組織において、個々人の知的能力が最大限に発揮される仕掛けを形成し、活動を透明化していく必要がある。
また、そうした組織を基礎に、相互の連携を図り、知の複合体としての産業活動を地域なりに展開していくことが求められる。
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(Jan.13,2002.ReEd.)