第3章 モノづくり指向の産業
第3節 変わる企業経営
経済社会環境の大きな変動の中で、各企業の経営のあり方も大きな変革が迫られている。
企業経営の変革は、人員の再検討を含む企業組織の再編成も迫っており、個々人にも厳しい状況が生じつつある。
第1項 数多い大規模法人、中規模事業所
富山の人口当たり企業数は、全国と比較して必ずしも多くないが、中堅・大企業が特に多いのが特徴である。
こうした企業が、構造変革期を乗り越えていく力量を持っているかどうかが問題である。
第2項 中規模化する事業所
高齢化、情報化、国際化など大きな社会潮流の変化は、市場の需要の変化をもたらすとともに、生産構造の変化を迫っている。
第3項 開業・廃業
社会変動の中で、廃業が極めて増加している。
しかし、それを補い、新しい産業群を形成するだけの開業(起業)が行われているか、懸念がある。
富山には、これまでの努力により、それなりの企業集積がある。
しかし、経済のグローバル化の中で、極めて荒々しい市場競争が出現しており、既存の組織の多くは、かえってこの状況に乗っていくことができず、困難に直面している。
さらに、情報技術の進歩によって人と人との関係のあり方が大きく変わり、あらゆる組織の再構築が求められているが、これに対応しようとしていない企業が極めて多く、成果が挙げれなくなっている。
一方で、既存の制度的枠組みの中で努力を怠る組織は排除されていく必要があり、他方で、新たな企業組織の形成を促すよう、様々な手段がとられていく必要がある。
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