第3章 ゆとりある郷土
第5節 情報・通信

第1項 情報機器・通信ネットワークの整備(1)
−−機器の普及−−

情報システム充実県
─平成22年通信利用動向調査─

保有・接続世帯比率

全国富山富山

順位
パソコン保有83.4 87.9 4
パソコン複数保有33.6 39.2 4
家庭内LAN(複数パソコン世帯中)78.6 80.5 13
ブロードバンド接続77.9 82.3 6
CATV接続13.7 41.9 2
光接続52.2 30.6 44
固定電話85.8 90.8 8
カーナビ46.9 57.8 9
携帯電話93.2 94.6 12
スマートフォン9.7 12.2 5
インターネット接続テレビ26.8 21.3 40
 各種情報システムの世帯への普及率について、富山県は総じて高い位置にある。
 特に、CATVの普及率は、政策的に展開した経緯もあり、格段に高いものとなっている。このため、光接続及び、インターネット接続テレビの保有は、逆に全国でも特に低くくなっている。これについては、CATVで十分に高機能のサービスが提供されていれば問題視することはないのであろう。









































(統計データ)

(Dec.03,2011)



パソコン所有世帯比率(2004年) 70%超

情報機器所有状況、2人以上世帯
全国消費実態調査、2004年

世帯普及率保有台数
全国富山県全国富山県
都道
府県
順位
台/
千世帯
台/
千世帯
都道
府県
順位
パソコン69.371.71399999120
携帯電話
(PHSを含む)
84.787.291,8231,90712
ファクシミリ51.141.53252143130
 2004年の全国消費実態調査では、富山県での2人以上世帯のパソコン普及率は、72%であった。
 パソコンについては、これまで、急速に普及が進んできており5年前の本調査の際に、5年後には、約7割となろうと予測した通りとなった。
 ただし、本調査については、個人や世帯の生活実態(家計や生活時間など)の調査は記載が面倒で、調査対象を多くできない。このため、全国一斉調査での地域毎の統計は、誤差が大きくなりがちである。1994年の調査での富山県での調査対象世帯は、相当偏ったものとなったと見られた。


 パソコンの普及率については、富山県と全国平均との差は小さいが、富山県は都道府県の中では13番目となっている。
 ただし、全国での普及率の格差は比較的大きく、大都市地域ほど高い傾向が、極めて明確にある。しかし、その中核にある東京都、大阪府では若干低い。(→耐久消費財一般の地域格差)
 またこのような指標では通常地方中枢都市所在県で同時に高くなる傾向があるが、パソコンではこれが見られない。
 こうした中で、富山県は、大都市圏域に次いだ位置にあるといえよう。


 富山県のパソコンの所有台数については、所有世帯比率の場合に比べて若干相対的水準が低下している。
 これはとりあえず、パソコンを備えるが、あまり使っていないということの顕われかもしれない。このような状況は、学校の情報システムなどでも施設は整備するがあまり使わないといった状況と類似している。
 ただし、統計の精度からいって、この点については、あまり強調すべきではないだろう。


 携帯電話の普及率については、全国平均85%に対して、富山では87%である。都道府県の中では12番目ではあるが、普及率の差は小さい。
 携帯電話の普及率についても、都市圏で高い傾向が見られ、特に大都市圏周辺県で高くなっている。


 ファクシミリの普及率については、全国平均51%に対して、富山では42%であり、都道府県の中で低いものとなっている。
 一般に、大都市圏で高い傾向が見られ、北陸を中心とした日本海沿岸地域では低い。
 日本海沿岸地域がまとまる指標は、一般に世帯規模や空間的ゆとりの有無と関係しているのだが、ファクシミリでは因果関係をどのように捉えるのであろうか。家族が多いと留守番電話代わりのファクシミリはあまりいらないということか。


(統計データ)

次頁
節目次
表紙

(Dec.03,2011Rev./Mar.04,2008.Rev.)