降雨は梅雨で増加、台風で減少
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ただし、1年間を通して、一様に気温が上昇し、雨量が若干増加した訳でなく、季節によって変化に違いがある。 ・まず、年頭の気温は変化していないが、3月半ばまで次第に上昇している。このため、降水量は増加しているのだが、富山市の降雪量は減少気味となっている。ただし、若干海抜を上がれば、降雪量の増加となっていることを意味している。これは、日本海の海水温の上昇により蒸発する水蒸気が増加しているための可能性がある。 ・3月半ばには、年間を通じて最大の0.8℃上昇となっている。また、降水量も増加しており、天候が不安定になっている。 ・6月の初めは降水量が減少しており、逆に7月の半ばには降水量がかなり増加している。これは梅雨の時期が遅くなっていることを意味しているのであろう。そして梅雨全体としては降水量が増加する結果となっている。 ・8月初めの気温上昇は僅かに留まっているが、その後、次第に上昇し、9月半ばから10月前半にかけては0.5℃の上昇になっている。これは、残暑が厳しくなっていることを意味しよう。 ・また、8月初めから9月前半にかけての降水量はかなり減少している。これは、台風による降水量が減少しているのであろう。ただし、来襲する台風自体は、かつてより強力なものとなっているようだ。 以上のような変化は、1961年〜1990年平年基準から1971年〜2000年平均基準に切り替わった際も見られたようだが、今後の変化の長期的趨勢と判断するのは、拙速かもしれない。 (統計データ) |
(May.21,2011)
平均気温
この気温の変化を月別に見ると、季節性が見られ、冬季1-3月、及び10月の気温上昇が1度前後で特に大きい。これに対して夏季5-8月の気温上昇は0.5度前後にとどまっている。
季節毎の変化に関連して、夏日(最高気温25度以上の日)日数、真夏日(最高気温30度以上の日)日数については、1990年代半ばから増加している様子が見られる。
ちなみに、2月及び8月それぞれの平均気温の変化については、1985年前後及び1990年前後の時期に逆方向の変化が見られたが、1990年代後半以降では、双方が温暖化の方向に偏っている。
日照時間
この日照時間の変化を月別に見ると、明確な季節性が見られ、6月を中心として夏季の減少が特に大きく、10-4月の減少は相対的に少ない。
降雨量
季節毎の変化についても不規則であり、1991-2003年の結果も偶然の結果が現れていると解釈するのであろう。
積雪深度(Feb.11,2004.)