人の手が入った林の種類
以下は、素人の強引な整理です。引用には注意してください。
@林業生産のための林
学園周辺では、かなりスギの植林がなされている。
手入れの程度が良好か否かの判断は、小生にはできない。
A用材を得るための林
かつて薪などを得ることを兼ねて手入れされたアカマツ林がっあった。
手入れを怠ると、アカマツは他の樹種に負け、弱ってしまう。
現時点では学園の近くにはない。
県内では、海岸線のクロマツ林がこのような林となるかもしれない。
コナラ、アカマツを主体とした二次林の消長
二次林は、人の介入により成り立っている。
コナラは、伐採した木の株からヒコバエが出て、株立ちの木が生まれ易い。さらに人が剪定すれば、独立した一本の木となっていく。伐採を重ねず古木となっていくとヒコバエは生じにくくなっていく。
アカマツは、他の樹種との競争力が必ずしも強くないが、乾燥等の逆境には強い。このため尾根筋等には残るが、水分のある恵まれた土壌では駆逐されがちとなる。しかし、人が枯れ葉等を含め薪炭を採取し地表面を乾燥がちにすると、アカマツは優位に立ち育つことができる。
仮にコナラ、アカマツを主体とした二次林に人の手が入らなくなると、アカマツの勢いは低下し、コナラも代を次いでいくことが難しくなっていく。
B薪炭を得るための林
かつて薪炭を得るための林として、手入れはあまりされないが、15-20年毎に伐採 ・更新されていた林があった。
大学周辺の標高では、コナラが主体でアカマツなどもあり、さらに多様な樹種が混ざっている。
乱雑で人にとっては入り込み難いのだが、マンサク、ムラサキシキブなど園芸でおなじみの樹種も多い。また、いろいろと固有の昆虫もいるようだ。
現在では、燃料革命によってこのような林はないが、伐採後20年以内で、手入れがされていない林としては、大学グランド東側に、縄文遺跡調査後に放置されている林がある。ただし、発掘調査でどのことが起きているのかは小生には分からない。
C薪炭林で伐採せず放置した林
20年以上放置すると、次第にコナラなどの限られた高木とササやアオキなどの林床の木々に限られた比較的見通しのよい林ができてくる。
大学周辺では、西側にあるアパート群の更に西側の林がこの様相を呈している。
D先駆性樹木卓越帯
林を一定範囲で伐採した後、樹種をことさら選択して伐採しなければ、林の境界部でアカメガシワ、ヌルデ、カラスザンショウなどの特定の樹種が卓越する。
大学周辺では福沢へ降る沿道にこの樹種が多い。
なお、大学のある台地を降り標高が低くなると、あるいは温暖化が進めば、コナラに替わってアカメガシワが卓越するようになると考えられる。
E日常生活空間に隣接し手入れされた林
かつての薪炭を得るための林であるが、手入れされ、中低木が排除され、入り込みやすい林となっている。
大学のセミナーハウス周辺がきんたろう倶楽部の助力によってこの種の林となっている。
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(Sept.23,2008)